百科事典マイペディア 「ルーゴン・マッカール」の意味・わかりやすい解説 ルーゴン・マッカール ゾラの20巻の小説の総題。1871年―1893年刊。バルザックの《人間喜劇》にならい,反動的な第二帝政期における農夫ルーゴン,飲んだくれのマッカールの子孫の変転を,社会的のみならず,生理学・遺伝学の方法論をも取り入れて描いた代表的な自然主義文学。有名な作品に《居酒屋》《ナナ》《ジェルミナール》《獣人》等。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報