レオビギルド(英語表記)Leovigild

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「レオビギルド」の意味・わかりやすい解説

レオビギルド
Leovigild

[生]?
[没]586. トレド
西ゴート王 (在位 568~586) 。西ゴート王国最後のアリウス派信仰の王。王国発展に努め,南ヒスパニアの回復,スエビ王国の併合に成功して (584~585) ,王国の繁栄期を招いた。カトリックに帰依した王子のヘルメネギルドを処刑 (585) 。王の没後はもう1人の王子レカレッドが相続したが,彼もまたカトリックに改宗した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android