レジヨン・ドヌール(読み)レジヨンドヌール

百科事典マイペディア 「レジヨン・ドヌール」の意味・わかりやすい解説

レジヨン・ドヌール

フランス勲章。1802年ナポレオン1世が制定。5階級に分かれ,各方面功労者に授与される。綬は赤。
→関連項目シュトロハイム長谷川潔

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典(旧版)内のレジヨン・ドヌールの言及

【勲章】より

…新教徒は聖人崇拝をしないので軍功章Mérite militaireが新たに1759年に制定されたが,フランスでは大革命後の91年貴族制度とともにすべての勲章も廃止された。しかし1802年にナポレオン1世はフランスの繁栄に寄与した人物を集めた〈名誉軍団〉(レジヨン・ドヌールLégion d’honneur)を制定し,騎士,士官,司令官等5階級の勲章をつくり,今日に至っている。イギリスで最も古いガーター勲章は,1347年フランスのカレー市占領祝賀会のダンスの最中,女官が靴下留を落としたのをエドワード3世が拾って自分の膝につけたのが起源とされる。…

※「レジヨン・ドヌール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android