レゾール

化学辞典 第2版 「レゾール」の解説

レゾール
レゾール
resol

ベークライトAともいう.アルカリ触媒存在下で,フェノールホルムアルデヒドを反応させたときの反応初期生成物で,架橋はあまり進行していない.ヒドロキシメチル基を多く含み可融である.加熱により架橋して不溶,不融のフェノール樹脂(レジット)となる.積層品,表面被覆(塗料),レゾール含浸紙および電気絶縁板,成形品接着剤などとして利用される.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「レゾール」の意味・わかりやすい解説

レゾール
れぞーる

フェノール樹脂

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のレゾールの言及

【フェノール樹脂】より

…フェノール類(フェノール,クレゾール,キシレノールなど)とホルムアルデヒドとの縮合反応によって得られる熱硬化性樹脂。フェノール・ホルマリン樹脂,石炭酸樹脂ともいう。…

※「レゾール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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