レニホーミング法(読み)レニホーミングホウ

化学辞典 第2版 「レニホーミング法」の解説

レニホーミング法
レニホーミングホウ
Rheniforming process

アメリカのChevron Research社が開発したナフサ接触改質法.白金-レニウム-アルミナというバイメタリック触媒をはじめて使用した.アルミナ担体上に高分散担持した白金微粒子の周囲を,レニウムが取り囲み,白金粒子の焼結を防ぐことで,反応中の水素圧を低下させることができ,芳香族炭化水素収率を向上できる特徴がある.現在は,UOP社に統合されている.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android