レントゲン(単位)(読み)レントゲン

百科事典マイペディア 「レントゲン(単位)」の意味・わかりやすい解説

レントゲン(単位)【レントゲン】

X線,γ線の照射線量単位。記号R。X線またはγ線の照射により,空気1kgにつき放出された電離性粒子が,空気中でそれぞれ2.58×10(-/)4クーロンの電気量をもつ正および負のイオン群を生じさせる照射線量(計量法)。X線の発見者W.C.レントゲンにちなむ。1980年代の後半からは,照射線量として,レントゲンに代わり,クーロン毎キログラム(C/kg)が用いられている。1R=2.58×10(-/)4C/kg。
→関連項目放射線

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