レンリソウ(連理草)(読み)レンリソウ(英語表記)Lathyrus quinquenervius

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「レンリソウ(連理草)」の意味・わかりやすい解説

レンリソウ(連理草)
レンリソウ
Lathyrus quinquenervius

マメ科多年草で,アジア東部に自生する。日本では本州九州のやや湿りけのある草地に生える。茎は直立し高さ 50cm内外で狭い翼があり,断面は三角形状をなす。葉は柄のある羽状複葉で長さ6~8cmの広線形の小葉が1~3対あり,先端巻きひげとなる。初夏紅紫色でやや大型の蝶形花を数個つける。スイートピーに似て美しい。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android