レーベデフ(Pyotr Nikolaevich Lebedev)(読み)れーべでふ(英語表記)Пётр Николаевич Лебедев/Pyotr Nikolaevich Lebedev

日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

レーベデフ(Pyotr Nikolaevich Lebedev)
れーべでふ
Пётр Николаевич Лебедев/Pyotr Nikolaevich Lebedev
(1866―1912)

ロシア物理学者。モスクワ生まれ。1887年ストラスブール大学に入学してA・クントに学び、1891年からモスクワ大学物理学を教え始めた。1900年に学位を得、ついでモスクワ大学物理学教授になったが、1911年、教育相が大学の自治を侵したことに抗議して大学を辞した。マクスウェルの光の電磁波説により存在が理論的に示されていた光圧を実験的に確かめて発表した(1899)。これに先だって電磁波の複屈折を初めて研究し(1895)、また彗星(すいせい)の尾がつねに太陽から遠ざかることを光圧で説明し、それは太陽風が発見されるまで正しい説とされていた。

[杉山滋郎]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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