レーマン・プラン(読み)れーまんぷらん(英語表記)Lehmann plan

日本大百科全書(ニッポニカ) 「レーマン・プラン」の意味・わかりやすい解説

レーマン・プラン
れーまんぷらん
Lehmann plan

ドイツの経営経済学者M・R・レーマンが提唱した経営成果分配方式。売上高から前給付費(原材料費、減価償却費など)を除いたものを価値創造という。価値創造は資本成果、社会成果、および労働成果の合計であるが、労働成果は既払い労働成果と付加労働成果からなるので、価値成果に一定率を乗じて付加労働成果を算出し、それを追加分配する。一定率は労働生産性もとに決定する。

[森本三男]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android