ロイカルト反応(読み)ロイカルトハンノウ

化学辞典 第2版 「ロイカルト反応」の解説

ロイカルト反応
ロイカルトハンノウ
Leuckart reaction

ギ酸あるいはギ酸誘導体を還元剤として,カルボニル化合物と第一級または第二級アミンとを反応させる還元的アミノ化反応.生成物が第一級および第二級アミンの場合は,N-ホルミル誘導体が中間体となり,加水分解によってアミンとなる.生成物が第三級アミンの場合にはギ酸塩が得られる.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android