ロウ・おか・つか(漢字)

普及版 字通 の解説


19画

(異体字)
19画

[字音] ロウ
[字訓] おか・つか

[説文解字]

[字形] 形声
声符は(竜)(りよう)。〔説文〕十三下に「丘(きうろう)なり」という。〔孟子、公孫丑下〕に「斷を私するり」とは断の意。丘の高い所から市況をみて、利益を独占することをいう。

[訓義]
1. おか。
2. つか、はか。
3. うね、あぜ。
4. 通じてに作る。

[古辞書の訓]
〔新字鏡〕 豆加(つか)、久呂(くろ) 〔名義抄 ツカ・ウネ・クロ

[語系]
liong、籠longは声義近く、ずんぐりとした形状のものをいう。陵ling、(隆)lium、陸liukもその系統の語。腫tjiongははれ上がったもの、重(じゆう)声の字とも声義に通ずるところがある。

[熟語]

[下接語]
・花・夏・帰・丘・荒・耕・高・山・秋・春・峻・黍・垂・先・疇・田・坡・廃・麦・墳・幽・隈

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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