ロクロイの浮彫(読み)ロクロイのうきぼり

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ロクロイの浮彫」の意味・わかりやすい解説

ロクロイの浮彫
ロクロイのうきぼり

イタリア南部の古代ギリシア植民都市ロクロイから発掘 (1889~90,1954) された陶板浮彫神殿に奉納された平浮彫で,神々や人間表現に初期クラシック期の厳格様式特徴がみられるところから,前 470~450年頃の作と推定される。ギリシア東方からの影響も指摘されている。『地下に運ばれるペルセフォネ』 (タラント国立美術館) など。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android