翻訳|lot
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
最もふつうの意味では,ひとまとまり,一組,一群,一口,一山などの意味に用いられ,〈バッチbatch〉と同義語的に用いられるが,ここでは生産関係用語として説明する。
(1)品質管理用語として 〈等しい条件下で生産され,または生産されたと思われる品物の集まり〉(JIS品質管理用語)。〈ロットに含まれる単位体の数,または集合体の量〉を〈ロットの大きさlot size〉といい,〈ロットの集団としての良さの程度〉を〈ロット品質lot quality〉という(同上)。
(2)生産管理用語として 〈何らかの目的をもって取りまとめた同種の品物の集まり。その目的によって,発注ロット,購買ロット,生産ロット,運搬ロット,検査ロットなどと呼ぶ〉(JIS生産管理用語)。例えば,ある工程系列の生産能力が同一品種に対する需要量に比べて大きい場合,その工程系列では複数の品種を組み合わせてロット生産を行う。この場合,それぞれの品種の生産ロットの大きさ(それぞれの品種の1回当りの生産量)が生産管理上重要な問題となる。
執筆者:新宮 哲郎
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 カメラマンWebカメラマン写真用語辞典について 情報
…ジャンル的には,とくにベネチア派独自のものとして街景画(ベドゥータveduta)と肖像画をあげることができよう。ヤコポ・ベリーニ以来の人物より環境空間を重視する傾向は,一方ではジョバンニ・ベリーニ,ジョルジョーネ,初期のティツィアーノという抒情的な理想郷的風景表現の系譜となり,他方でジェンティーレ・ベリーニやカルパッチョから18世紀のカナレット,ベロットに至る都市空間を明晰な遠近法で再現する街景画の系譜となって,近代的風景画の中に流れ込んでいく(この中でグアルディは街景画を非現実的な詩的幻想に転じたことで異色の存在である)。一方,肖像画は,ジョバンニ・ベリーニやアントネロ・ダ・メッシナからロット,ティツィアーノ,ティントレットに至る伝統が,濃密な生動感と鋭敏な精神性をたたえた近代的肖像画の源泉として輝かしい光彩を放っている。…
※「ロット」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...
4/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 デジタル大辞泉を更新
4/12 デジタル大辞泉プラスを更新
3/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
2/13 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新