ロフス・フォン リーリエンクローン(英語表記)Rochus von Liliencron

20世紀西洋人名事典 の解説

ロフス・フォン リーリエンクローン
Rochus von Liliencron


1820.12.8 - 1912.3.5
ドイツの音楽学者,文学者。
ホルシュタイン州プレーン生まれ。
キールベルリン大学で学び、1846年学位を取得し、さらにコペンハーゲンで北欧古語を学び、ボン大学で教授資格を取得する。1851年キール大学員外教授を経て、1852年イェーナ大学北欧古典文学員外教授となる。1855年ザクセン・マイニンゲン公の宮廷司書を務め、1858年バイエルン王立科学アカデミーの委嘱によりドイツ民謡の収集に着手する。世俗・教会音楽両面にわたる独創的な研究を行い、一般音楽学の基礎を築く。著書に「1521-1700年の福音主義教会の礼拝と音楽の歴史」(1893年)など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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