ロンスエン(英語表記)Long Xuyen

デジタル大辞泉 「ロンスエン」の意味・読み・例文・類語

ロン‐スエン(Long Xuyen)

ベトナム南部、アンジャン省都市。同省の省都ホーチミン西南西約150キロメートル、メコン川分流一つであるハウザン川沿いに位置する。メコンデルタの都市の一つで、米の集散地となっている。南西郊オケオに、2世紀から7世紀にかけて栄えた扶南遺跡がある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ロンスエン」の意味・わかりやすい解説

ロンスエン
Long Xuyen

ベトナム南部,アンジャン省の省都。ホーチミン市の西南西約 150km,メコン川分流ハウジャン (バサック) 川の右岸に位置する。メコン川デルタの浮稲栽培地帯の中心にあり,米の集散地として知られる。カントー方面からカンボジアタケオへ通じる道路が通る。人口 21万 7171 (1989) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android