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ローザンヌ国際バレエコンクール【ろーざんぬこくさいばれえこんくーる】
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知恵蔵2011の解説-
毎年1月下旬から2月初旬頃にスイスのローザンヌ、ボーリュ劇場で行われるバレエ・コンクール。フィリップ・ブランシュワイグらによって創設され、1973年に第1回目が行われた。15歳~18歳の未来のダンサーを対象としたプロへの登竜門としてのコンクールで、プロダンサーを対象とはしていないのが大きな特徴。各段階で落選した参加者にもアドバイスが行われるなど「良いダンサーを育てる」という理念に基づいた運営が行われている。コンクール自体の国際的な知名度を高めるために決選を海外で行うことがあり、89年には東京で開催された。
日本人がこのコンクールをきっかけに世界の主要バレエ団で活躍するようになった例は多く、堀内元、吉田都、熊川哲也、康村和恵、中村祥子、加治屋百合子などが挙げられる。毎年NHK教育テレビで放映され、日本での知名度も高い。
近年はヨーロッパや旧ソ連圏といったバレエの長い歴史を持つ地域からの受賞者が減り、アジアや南アメリカなどからの参加者が受賞する割合が増えている。そうした「バレエ後進国」の若者でも、このコンクールでスカラシップ等を得て、バレエの歴史を持つ国で学びプロとして育つ機会を得られるようになっている。
2006年大会から、映像による事前審査が導入され合格した者しかローザンヌでのコンクールに参加できない、決選のフリーバリエーション廃止という変更が行われた(決選はクラシックとコンテンポラリー・ダンスをそれぞれ選択肢の中から選び踊る形になった)。国の経済力によっての参加者数の不均等を修正すること、指導者による振付の優劣にかかわらずダンサーとしての才能を見極めるためというのが理由であるようだ。
第39回大会は2011年2月1日~6日に開催。日本人では、5位の加藤清流(埼玉県・16歳)、7位の堀沢悠子(群馬県・16歳)がスカラシップを受賞した。
( 菘(すずな)あつこ フリーランス・ライター ) 出典:(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2011」
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ローザンヌ国際バレエコンクール
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