ロータリー式掘削装置(読み)ロータリーしきくっさくそうち

百科事典マイペディア 「ロータリー式掘削装置」の意味・わかりやすい解説

ロータリー式掘削装置【ロータリーしきくっさくそうち】

先端ビット刃物)をつけたドリルパイプやぐらからつり下げ,原動機で回転させるボーリング用機械。ビットは適当な荷重を与えられて,地層,岩石を砕きながら下に進む。掘りくずの除去とビットの冷却のため,ドリルパイプから水を圧送し,泥水としてドリルパイプとその外側ケーシングパイプの間から吸引する。石油・天然ガス鉱業に広く採用されている。
→関連項目鑿井綱掘り

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android