ロードヒポキシス(英語表記)Rhodohypoxis baurii

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ロードヒポキシス」の意味・わかりやすい解説

ロードヒポキシス
Rhodohypoxis baurii

コキンバイザサ科の1属1種の単型属。南アフリカ原産の球根植物。長さ約 8cmの線形の葉が根出し,葉よりやや長い花茎の先に1花ずつ咲かせる。花色は濃桃色,桃色,白色など。6花被片から成り下部で合着する。おしべとめしべは非常に短く,開花してもみえない。アッツザクラの園芸名で鉢植えが流通しているが,アッツ島とは何の関係もない。よく日に当て,腐植質を多く含む水はけのよい用土で栽培する。冬期は室内で水を断って管理する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android