ローマ公教要理(読み)ローマこうきょうようり(英語表記)Catechismus Romanus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ローマ公教要理」の意味・わかりやすい解説

ローマ公教要理
ローマこうきょうようり
Catechismus Romanus

教理問答書ともいう。ローマ・カトリック教会信仰および道徳の教えを信者の子供たちや入信志願者用に簡潔に要約したもので,多くは問答形式。内容は序文宗教の必要,第1部 信ずべきこと (使徒信経) ,第2部 守るべきこと (愛の掟,十戒,公教会6つの掟) ,第3部 恩恵を受けること (恩恵,祈祷,7つの秘跡) である。現在各国でその改訂が進められている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android