ローリ(読み)ろーり

山川 世界史小辞典 改訂新版 「ローリ」の解説

ローリ
Walter Raleigh

1552頃~1618

イングランドの軍人廷臣探検家。エリザベス1世寵臣。北アメリカに女王にちなんだ植民地ヴァージニアの建設を企てたが失敗。寵を失って一時投獄されたが,黄金郷エル・ドラドを求めて南米ギアナ地方の探検を試み,スペイン人と戦った。ジェームズ1世即位に反対する陰謀に加担した嫌疑で逮捕され,獄中で『世界史』を執筆。釈放後再びスペイン領におもむき,スペインからの抗議を受けたジェームズによって処刑された。エリザベス朝を代表する才人の一人。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ローリ」の意味・わかりやすい解説

ローリ
ろーり

ラウリ

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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