ローレンツの分子電場(英語表記)Lorentz molecular electric

法則の辞典 「ローレンツの分子電場」の解説

ローレンツの分子電場【Lorentz molecular electric】

微視的に個々の分子原子に働く電場のことを分子電場という.巨視的な電場 E′ と電気分極 P関数として次のように表せる.

分子電場 EE′+γP

ローレンツはこの γ の値が立方晶系ならば4π/3であることを示したので,E′ +(4π/3)P で表される分子電場を,ローレンツの分子電場と呼んでいる.

出典 朝倉書店法則の辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android