ワク・に・しんしゃ(漢字)

普及版 字通 の解説


18画

[字音] ワク
[字訓] に・しんしゃ

[説文解字]

[字形] 形声
声符は(わく)。〔説文五下に「善丹なり」とあり、〔山海経、南山経〕に「山、~其の下に丹多し」「侖(ろんしや)の山、~其の下に多し」とみえる。これを建造物器具に塗って彩飾とした。保存にもよく、美観をたすけるので、聖色として、信仰の上からも貴重とされた。

[訓義]
1. 丹、丹のつち、辰砂
2. 丹のいろ

[古辞書の訓]
名義抄〕丹 ニヌリ・イロドル 〔立〕 フキフネ・イロドル

[下接語]
・朱・青・丹・粉

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android