ワットマハタート(読み)ワットマハタート(英語表記)Wat Mahathat

世界の観光地名がわかる事典 「ワットマハタート」の解説

ワットマハタート【ワットマハタート】
Wat Mahathat

タイ中北部、首都バンコク北方400kmに位置する、古都スコタイにあるスコタイ遺跡の最大の寺院遺跡。最も格式の高いスコタイ王朝の王室寺院で、王宮の遺跡の西側にある。400m2境内には8つの堂と4つの池があり、煉瓦(れんが)の列柱仏像とともに、先端に蓮のつぼみの装飾がある独特のスコタイ様式の仏塔が残されている。この仏塔の基部には釈迦座像の装飾が施されている。このほか、境内にはクメール様式やスリランカ様式の建造物も見られる。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android