ワーキング・ホリデー制度(読み)わーきんぐほりでーせいど(英語表記)working holiday

知恵蔵 の解説

ワーキング・ホリデー制度

特定の国々と相互理解を深めることを目的に、日本と相手国で双方青少年(18〜25歳、国によっては30歳まで)が、旅行費用を補う範囲で働く(最長1年間)ことを互いに認め合う制度。日本は1980年にオーストラリアとの間で設けたのを皮切りに、ニュージーランドカナダフランス韓国ドイツ英国との間で実施している。同制度を利用する場合は査証が必要となる。利用者は増えているが、トラブルも少なくない。

(平栗大地 朝日新聞記者 / 松村北斗 朝日新聞記者 / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

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