㡜火(読み)かかわび

精選版 日本国語大辞典 「㡜火」の意味・読み・例文・類語

かかわ‐びかかは‥【&JISF0F7;火】

  1. 〘 名詞 〙 絹のぼろを燃やした火。昔、足などを踏み切ったとき、その傷を温めるために用いたりした。
    1. [初出の実例]「かかは〈略〉其さいてのはしを縄の様になひて、火を付て、其庇の口を温むるをば、かかは火打と云也」(出典:袖中抄(1185‐87頃)一四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android