一の鳥居を越す(読み)いちのとりいをこす

精選版 日本国語大辞典 「一の鳥居を越す」の意味・読み・例文・類語

いち【一】 の 鳥居(とりい)を越(こ)

  1. ( 近世江戸深川富岡八幡宮の一の鳥居を越すと深川の岡場所があるところから ) 深川の遊里事情に精通する。江戸の通人の語。
    1. [初出の実例]「此子なざアまだ一の鳥居をこさねへから」(出典:洒落本・御膳手打翁曾我(1796か))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android