一を以て万を知る(読み)イチヲモッテバンヲシル

デジタル大辞泉 「一を以て万を知る」の意味・読み・例文・類語

いちもっばん

《「荀子」非相から》「一を聞いて十を知る」に同じ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「一を以て万を知る」の意味・読み・例文・類語

いち【一】 を 以(もっ)て万(ばん)を=知(し)る[=察(さっ)す]

(「荀子‐非相」の「君子故曰、以近知遠、以一知万、以微知明、此之謂也」による) =いち(一)を聞いて十を知る
※祈雨日記‐(万寿五年)(1028)四月一二日「綸旨如此。以一察万、如件」
御伽草子二十四孝(室町末)「されば、一をもって万を知るなれば、そのほか孝行、推し量られたるとて」

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