一代一度の仁王会(読み)いちだいいちどのにんおうえ

精選版 日本国語大辞典 「一代一度の仁王会」の意味・読み・例文・類語

いちだいいちど【一代一度】 の 仁王会(にんおうえ・にんのうえ)

  1. 天皇一代に一度行なう仁王会。天皇の即位に当たって宮中をはじめ諸国をあわせて百の高座を設け、仁王護国般若経を読誦して、国家安泰長久を祈った儀式。一代一講の仁王会。
    1. [初出の実例]「一代一度仁王会。大臣奉勅、令日時并定僧名〈略〉定行事九人」(出典:江家次第(1111頃)一五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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