一代一度の奉幣(読み)イチダイイチドノホウヘイ

デジタル大辞泉 「一代一度の奉幣」の意味・読み・例文・類語

いちだいいちど‐の‐ほうへい【一代一度の奉幣】

天皇即位後、その即位を告げるために伊勢神宮以下全国の有力な神社勅使を遣わし、神宝および幣帛へいはくを奉ること。

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精選版 日本国語大辞典 「一代一度の奉幣」の意味・読み・例文・類語

いちだいいちど【一代一度】 の 奉幣(ほうへい)

  1. 天皇の一代一度大嘗祭(だいじょうさい)の後で、伊勢神宮をはじめとする五一社(時には五三社、四八社のこともある)に神宝および幣帛(へいはく)を奉ること。
    1. [初出の実例]「依一代一度奉幣」(出典左経記‐寛仁元年(1017)九月二〇日)

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