一代男(読み)イチダイオトコ

デジタル大辞泉 「一代男」の意味・読み・例文・類語

いちだい‐おとこ〔‐をとこ〕【一代男】

自分1代だけで跡継ぎのない男。
我等は―、家を継ぐべきせがれはなし」〈浄・源頼家源実朝鎌倉三代記
好色一代男」の略称

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精選版 日本国語大辞典 「一代男」の意味・読み・例文・類語

いちだい‐おとこ‥をとこ【一代男】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙 自分一代だけで後継ぎのない男。一生定まった妻を持たず、子を作らない男。
    1. [初出の実例]「たまたま一代男(オトコ)に生れての、それこそ願ひの道なれと」(出典浮世草子・好色一代男(1682)八)
  2. [ 2 ]こうしょくいちだいおとこ(好色一代男)」の略。

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