一勺・一杓（読み）いっしゃく

精選版 日本国語大辞典

いっ‐しゃく【一勺・一杓】

〘名〙

① しゃくし、ひしゃくなどの一すくい。いっせき。

※空華集（1359‐68頃）二・謝九峰古天二兄恵茶「一勺清流煮_二冽泉_一。余甘分_レ我意何専」

※雁（1911‐13）〈森鴎外〉六「頭に一杓(イッシャク)の冷水を浴せたのである」 〔晉書‐虞溥伝〕

② (容量の単位) ⇒しゃく（勺）①

③ (地積の単位)⇒しゃく（勺）②

出典　精選版 日本国語大辞典