一塁(読み)イチルイ

精選版 日本国語大辞典 「一塁」の意味・読み・例文・類語

いち‐るい【一塁】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 一つのとりで。
    1. [初出の実例]「あしたに一塁をぬきゆふべに一城をほふられるおはたらきをなされながら」(出典:盲目物語(1932)〈谷崎潤一郎〉)
  3. ( [英語] first base の訳語 ) 野球で、走者が最初に踏む塁。また、そこを守る人。ファースト。ファーストベース。
    1. [初出の実例]「ボールは正に三塁を掠めるデレクトになって遠く左翼に逸し、押川は手易く一塁を陥れた」(出典:東京日日新聞‐明治三九年(1906)四月一六日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

デジタル貿易

国境を越えて、データや情報の移転を伴う商取引の総称。ECサイトやコンテンツ配信サービスの利用、国外にある宿泊施設の予約など、インターネットを基盤とし、電子的または物理的に提供される製品・サービス全般を...

デジタル貿易の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android