一塵法界(読み)イチジンホッカイ

デジタル大辞泉 「一塵法界」の意味・読み・例文・類語

いちじん‐ほっかい〔イチヂン‐〕【一×塵法界】

仏語。きわめて小さなちりの中にも、法界、すなわち宇宙全体が備わっているということ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「一塵法界」の意味・読み・例文・類語

いちじん‐ほっかい イチヂン‥【一塵法界】

〘名〙 仏語。微細な塵ひとつの中にも、法界、すなわち宇宙全体が備わっているということ。
謡曲芭蕉(1470頃)「一塵法界の心地(しんち)の上に、露霜雪の形を見す」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android