一壺天(読み)イッコテン

デジタル大辞泉 「一壺天」の意味・読み・例文・類語

いっこ‐てん【一×壺天】

後漢費長房薬売り老翁とともにつぼの中に入って別世界の楽しみを得たという「後漢書」方術伝の故事から》一つ小天地別天地。別世界。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「一壺天」の意味・読み・例文・類語

いっこ‐てん【一壺天】

〘名〙 (後漢の費長房が、薬売りの老人とともに壺(つぼ)の中にはいって、別世界の楽しみを得たという「後漢書‐方術伝・費長房」の故事から) 一つの小天地。別世界。
新編覆醤集(1676)一・泊絵島記所観「爰無風浪患、島裏一壺天」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android