一嵩(読み)ヒトカサ

デジタル大辞泉 「一嵩」の意味・読み・例文・類語

ひと‐かさ【一×嵩】

物事程度一つ段階多く副詞的に用いる。ひときわ。
「先の男に―まして、仁王を作り損じたる如くなる武者の」〈太平記・一七〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「一嵩」の意味・読み・例文・類語

ひと‐かさ【一嵩】

〘名〙 物事の程度の一段階。ひときわ。
※太平記(14C後)一七「先の男に一かさ倍て、二王を作損じたる如なる武者の」

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