一巻の終わり(読み)イッカンノオワリ

デジタル大辞泉 「一巻の終わり」の意味・読み・例文・類語

一巻いっかんわり

《1巻からなる物語が終わる意から》物事結末がついてしまうこと。特に、死ぬこと。また、すでに手遅れであること。「この高さで足を滑らせたら一巻の終わりだ」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「一巻の終わり」の意味・読み・例文・類語

いっかん【一巻】 の=終(お)わり[=おしまい]

活動写真弁士台詞上映の終わりに言うことば。
② 転じて、物事の結末がすべてついてしまうことのたとえ。また、先の望みがまるでないことのたとえ。
※望郷歌(1937)〈北条民雄〉「人生一巻のお終ひさ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android