一庭融頓(読み)いってい ゆうとん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「一庭融頓」の解説

一庭融頓 いってい-ゆうとん

1587-1659 江戸時代前期の僧。
天正(てんしょう)15年生まれ。肥前佐賀の人。曹洞(そうとう)宗。肥前円通寺(佐賀県)の東甫融菊(とうほ-ゆうきく)の法をつぐ。のち長崎皓台(こうたい)寺の住持となり,キリスト教徒改宗につとめる。天草代官鈴木重成(しげなり)にまねかれ,国照寺をひらいた。万治(まんじ)2年7月10日死去。73歳。俗姓上原諡号(しごう)は了外広覚禅師。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android