一庵一麟(読み)いちあん いちりん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「一庵一麟」の解説

一庵一麟 いちあん-いちりん

1329-1407 南北朝-室町時代の僧。
嘉暦(かりゃく)4=元徳元年生まれ。九条道教の子。臨済(りんざい)宗。竜山徳見の法をつぐ。薩摩(さつま)(鹿児島県)大願寺,京都の万寿寺,建仁寺,天竜寺,南禅寺住持をつとめた。文筆にすぐれた。応永14年12月2日死去。79歳。別号に天祥。著作に「蔵叟箋」「仏祖歴年図」「竜涎(りょうぜん)集」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android