一得(読み)イットク

デジタル大辞泉 「一得」の意味・読み・例文・類語

いっ‐とく【一得】

一つ利点。ある場合には得なこと。一利。「愚者千慮せんりょ一得有り」⇔一失

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「一得」の意味・読み・例文・類語

いっ‐とく【一得・一徳】

  1. 〘 名詞 〙 物事がしぜんにもたらす一つの利益。一利。⇔一失
    1. [初出の実例]「予見付此事、愚者一得歟」(出典中右記‐大治四年(1129)四月一〇日)
    2. [その他の文献]〔史記‐淮陰侯伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android