精選版 日本国語大辞典 「一念十念」の意味・読み・例文・類語 いちねん‐じゅうねん ‥ジフネン【一念十念】 〘名〙 (「念」は浄土教では善導以後、特に、仏名を唱えることの意) 仏語。一度の称名念仏でも一〇度のそれでも、度数に関係なく、等しく極楽浄土に往生できるという浄土宗での教え。※法然消息文(1212頃)答九条殿下問書「一念十念をもて決定往生の業として」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報