デジタル大辞泉
「一挙手一投足」の意味・読み・例文・類語
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いっきょしゅ【一挙手】 一投足(いっとうそく)
① (一度だけ手を挙げ、足を動かす意から) わずかばかり骨を折ること。
少しの努力。
※
春潮(1903)〈
田山花袋〉三「如何なる
大事業をも一挙手一投足の労を言はぬばかりの
希望の
光明が認められなければならぬ筈であるが」 〔韓愈‐応科目時与人書〕
② 細かい一つ一つの動作や行動。行動のすべて。一挙一動。
※
将来之日本(1886)〈
徳富蘇峰〉三「其一挙手一投足は国家即ち寧ろ政府の
指令を仰がざる可らざるに至らしめたり」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報