一本筋(読み)いっぽんすじ

精選版 日本国語大辞典 「一本筋」の意味・読み・例文・類語

いっぽん‐すじ ‥すぢ【一本筋】

〘名〙
① まっすぐに一本続いている道。
良人自白(1904‐06)〈木下尚江〉続「一本筋の阪路を、里を差して急いで下る」
② (形動) 思い込んだ一つ方向に、物事をし続けるさま。いちず。ひとすじ。
※病牀苦語(1902)〈正岡子規〉「其句法が一本筋であるだけに幾らか変化に乏しい処がある」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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