一札(読み)イッサツ

デジタル大辞泉 「一札」の意味・読み・例文・類語

いっ‐さつ【一札】

1枚の書き付け。1通の手紙文書
1通の証書証文。「あとあとのため先方から一札とってある」
[類語]証明書証書証文念書

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「一札」の意味・読み・例文・類語

いっ‐さつ【一札】

〘名〙 一通の文書・書状・手紙。一筆一書。特に、証拠支証となるべき文書・手紙。一通の証文、手形
上杉家文書‐永正一六年(1519)四月一九日・山吉政久安堵状「鞘勝田者、小諸入道方一札無紛上、西光寺申付候」
御当家令条二一・京都町中諸法度・元和八年(1622)八月二〇日「証文取かはす事有之は、慥一札可取置事」 〔後漢書‐循吏伝序〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android