一条天皇陵(読み)いちじようてんのうりよう

日本歴史地名大系 「一条天皇陵」の解説

一条天皇陵
いちじようてんのうりよう

正称は一条天皇円融寺北陵えんゆうじきたりよう。天皇は円融天皇第一皇子で母は東三条院詮子(藤原兼家女)。道長を中心とした藤原氏最盛期に在位し、紫式部清少納言などが宮廷に仕えた。寛弘八年(一〇一一)六月、三条天皇譲位まもなく、一条院(跡地現上京区)死去。三二歳。「奉先皇於北山長坂野、左大臣以下参集、正光卿持御骨、暫奉置円城寺(日本紀略)とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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