一枚交(読み)いちまいまぜ

精選版 日本国語大辞典 「一枚交」の意味・読み・例文・類語

いちまい‐まぜ【一枚交】

  1. 〘 名詞 〙 よろいの札(さね)の重ね方の一種撓革(いためがわ)の札と鉄の札とを一枚ずつ交互に交えて重ねたもの。→鉄交(かなまぜ)
    1. [初出の実例]「黒皮威(おどし)大荒目の鎧の、一枚(マイ)まぜなる草摺長さざめかし」(出典源平盛衰記(14C前)一四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android