一理(読み)イチリ

デジタル大辞泉 「一理」の意味・読み・例文・類語

いち‐り【一理】

一つ道理。一応の理屈。「先方の言い分にも一理ある」
[類語]一義

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「一理」の意味・読み・例文・類語

いち‐り【一理】

〘名〙
仏語。普遍的な同一の理法。また、一般に、同一の理。
法華義疏(7C前)方便品「如来以一教、応一機、明一理、化一人
ひとつの道理、理由。一応うなずける理由。
東寺百合文書‐る・応永二九年(1422)五月二〇日・最勝光院方評定引付「毎年可沙汰之条、有一理歟之由意見了」
※寛永刊本蒙求抄(1529頃)四「先日我れがいやと申たは一理ある」 〔劉峻‐辨命論〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「一理」の読み・字形・画数・意味

【一理】いちり

ひと理窟。

字通「一」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android