一番槍(読み)イチバンヤリ

デジタル大辞泉 「一番槍」の意味・読み・例文・類語

いちばん‐やり【一番×槍】

戦場最初敵陣に槍を突き入れること。また、その人。
最初に手柄をたてること。また、その人。
[類語]先駆先駆け抜け駆け先駆者一番手一番乗り

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「一番槍」の意味・読み・例文・類語

いちばん‐やり【一番槍】

〘名〙
① 戦場で、槍をふるって最初に敵陣に突き入ること。また、その人。
※長曾我部元親式目(1597)「一番鑓高名、〈略〉加増或褒美可申付事」
② 最初に功名を立てること。また、その人。
※随筆・文会雑記(1782)附録「然らば一番槍とは覚ゆ。是をたとふるに、謙信小田原に攻入たるは、万庵のふるまひ也」

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