一番火入(読み)いちばんひいれ

精選版 日本国語大辞典 「一番火入」の意味・読み・例文・類語

いちばん‐ひいれ【一番火入】

〘名〙
溶鉱炉などに最初に点火すること。火入れ
清酒などの腐敗を防ぐために初めに熱を加えること。
夜明け前(1932‐35)〈島崎藤村〉第一部「自分の子に酒の一番火入などをさせながら」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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