一石を投じる(読み)イッセキヲトウジル

デジタル大辞泉 「一石を投じる」の意味・読み・例文・類語

一石いっせきとう・じる

《水に石を投げると波紋が生じるところから》反響を呼ぶような問題を投げかける。「文壇に―・じる」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「一石を投じる」の意味・読み・例文・類語

いっせき【一石】 を 投(とう)じる

(石を水に投げ込むと波紋ができて次第に外へ広がっていくことから) 反響を呼ぶような問題を投げかける。
真理の春(1930)〈細田民樹たこ「『時事日報』経済面の委しい特ダネは、ともかくも静かな水面一石(セキ)を投じたのである」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android