一端駆(読み)いちはながけ

精選版 日本国語大辞典 「一端駆」の意味・読み・例文・類語

いちはな‐がけ【一端駆】

  1. 〘 名詞 〙 ( 動詞「いちはなかく(一端駆)」の連用形名詞化多く「に」を伴って副詞的に用いられる ) 物事を他の人より先にすること。まっ先。一番駆け。〔俚言集覧(1797頃)〕
    1. [初出の実例]「死んだら一(イチ)はながけに泣くだらう」(出典滑稽本浮世風呂(1809‐13)前)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ワーキングホリデー

協定締結国の国民に対し,休暇の機会と,その間の滞在費用を補う程度の就労を認める査証(ビザ)を発給する制度。二国間の協定に基づき,国際的視野をもった青少年を育成し,両国間の相互理解と友好関係を促進するこ...

ワーキングホリデーの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android